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スティル・ライフ

この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。

世界はきみを入れる容器ではない。

スティル・ライフ 池澤夏樹 中公文庫
第98回芥川賞受賞作

こんな衝撃的な小説の冒頭が、他にあるでしょうか

 佐々井とぼく

宇宙的なきみ、軌道の上にいるきみと

広大になった自分をはるか高いところから見下ろしているぼく

染色工場、戸籍係、スライド・プロジェクターの四角いフレーム

ニュートリノ、大熊座、チェレンコフ光、微粒子

‘希薄と抽象’ ’呼応と調和’  ー

星塵のようにちりばめられた、澄み切った言葉の世界に

遥かかなた広大な宇宙を想像し

暫し夜風に吹かれて、静かに目を閉じていたくなります

☆*::