自転しながら公転する

明日死んでも百年生きても、

自転しながら公転する
山本文緒 新潮社

私は幸せになりたい

でも、、幸せってなんだろう

結婚がしたい、いつか子どももほしい

お金の心配もしたくない

主人公 都のささやかな願い…

学歴も職もない恋人の真っ直ぐな優しさに惹かれながらも

不安定な自身の仕事や家族にも思い悩み

とめどなく渦巻いてくる悲観的な未来

「わたし不安なの!」

揺らぐ現在と、見えない将来と

どうしようもない頼りなさと、それでもこの人しかいないという手の温かさと、、

自転公転を繰返しながらぐるぐると駆け抜けていく

ちょっぴりの幸せに少しの不幸せを抱え生きていく