百年の家 the House

もうずっと、ただの廃屋だったわたしを、やっと見つけてくれたのは、子どもたちだった

百年の家 the House J.パトリック・ルイス作
ロベルト・インノチェンティ絵 長田弘訳 講談社

たくさんの歴史を刻み、やがて朽ちていった家が、ある日

子どもたちによって見つけられ、新たな百年の物語が始まります。

生まれかわった家、命の誕生、収穫、戦争、そして主との別れ ー

人々の営みやめぐる季節、時代や家族の移り変わりにより

ページをめくるごとに、家や畑が少しずつ手を加えられ、変化していく

インノチェンティの細部にわたって緻密な絵は、ページを行きつ戻りつ

細かな変化を発見する楽しみと驚きに溢れています。

紡がれる人生、日の光と雨に護られ ― 静かに佇む家も、そして想いの詰まった本も

住む人、手に取る人が、いつの日か変わったとしても

それぞれに、よりよい運命の旅をたどりますように