表示: 3 - 3 of 3 結果

夕凪の街 桜の国

このお話は

まだ終わりません

何度夕凪が終わっても

終わっていません

夕凪の街 桜の国 こうの史代 双葉社
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞

はじめての出会いは15年ほど前、

雑誌ダ・ヴィンチのプラチナ本の紹介欄でした。

広島に原爆が投下されてから十年後の

日常を生きたかったひとりの女性と、

それからさらに五十年後を生きる、家族の物語

ささやかで、優しい日々の奥に

抱える苦しい過去と、長生きしたかった、という思いと

掴みかけた幸せと…

読み終えた後、言い尽くせない思いが静かに、

そして激しく、

いつまでも、いつまでも、心に留まります

戦後生まれが多数になっても、決して終わりません

ひとりでも多くの人がこのお話と出会いますように

同じ過ちが繰り返されない未来を願って

このオチのない物語は、三五項で貴方の心に湧いたものによって、はじめて完結するものです。

夕凪の街 桜の国 あとがき こうの史代 双葉社