行ったことも、見たこともないのに
なぜこんなにも、美しくめぐる原野の四季に、
力強く躍動する生き物たちに、
なぜこんなにも心惹かれるのでしょう
アラスカの大自然への深い敬愛に溢れた文章は、
同時に、自然の一部としての生命
深く、浅く、そして脆さをはらんだ人間の
小さな日々の営みへの限りない慈しみと温かさに包まれています
アラスカはもう冬でしょうか❅
一生に一度、名残惜しく過ぎてゆくものに、この世で何度めぐり合えるのか。その回数をかぞえるほど、人の一生の短さを知ることはないのかもしれません。
旅をする木 星野道夫 文春文庫