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人間の土地

機械の進歩の百年の歴史など、はたして何だろう、人間の歴史の二十万年に比べたら?

人間の土地 サン=テグジュペリ 堀口大學訳 新潮文庫

飛行機と砂漠を愛したサン=テグジュペリ

夜空にきらめく星かげのように美しい序章から始まります。

郵便飛行のパイロットとして初飛行の前夜、

かけがえのない僚友との平和な愛すべきひととき

不時着した砂漠のまん中で味わった地球の重力の重みと、分かち合い得た水

そして、飛行中にみた人間の営みの小さなともしびと…

この本の中で繰り返し使われていて、心に残った言葉があります。

’ 本然 ’(ほんぜん) と ’ 邂逅 ’(かいこう)

‘ 邂逅 ‘は、訳者によって、’ 邂逅 ‘(めぐりあい)とふりがながふられています。

解説とカバー装画を記した宮崎駿氏が、のちに

映画 ”風立ちぬ” を手がけた不思議なめぐりあわせ・・

「星の王子さま」を新たな気持ちで読んでみたいと思います。

人間がいまだに空を飛べなくて、雲の峰が子供達の憬れのままだったとしたら、世界はどうちがっていただろう。

人間の土地 サン=テグジュペリ 新潮文庫 宮崎駿氏解説 ”空のいけにえ” より