ながくて さむい ふゆのあいだ、

いろんなものを あたためるのが

わたしの しごとですから

ふゆねこ かんのゆうこ文 こみねゆら絵 講談社

ある静かな冬の夜、哀しみに暮れている小さな女の子のもとに

「ふゆねこ」と名乗る真っ白なねこが訪ねてきます。

勝手知ったるかのように部屋に入ってくるふゆねこさんの

優しく透きとおった大きな目と

女の子をそっと包む、白く小さな手

優しいお話しにぴったりの、優しい色使いの絵と

ふゆねこのなんともいえない不思議な穏やかな表情に、魅入られます

たとえ大切な人と離れることがあったとしても

どこかに、ふんわりその気配を感じられる

静かに降る雪のあたたかさに包まれるような冬の絵本です。