「五月のそよ風をゼリーにして持って来てください」

夢みたものは….. 立原道造詩画 立原えりか編 講談社

詩人 立原道造氏が一日の中で最も好きな時刻が

”crépuscule” = 夕暮れ時、黄昏時、だったそうです。*

*立原道造記念館(2010年閉館)リーフレットより

夕方に淡い黄いろの花を咲かせ、朝に閉じてしまうという

その花の名は、ゆふすげ(夕菅ゆうすげ

立原氏の詩「ゆふすげびと」の、淡い儚い美しい響きに惹かれ

このブログのサイト名にしました。

  夢は 山の麓のさみしい村にかえり

しあわせは 山なみのあちらの青い空へ

ながれゆく雲と あたたかな叢くさむら

パステル画のように、淡く、やさしく、儚く ー

彼の愛した軽井沢・信濃追分 浅間山の麓の美しい村

5月の澄んだ、草の香をゼリーにして、持ってきて

それはひとつの花の名であつた

それは黄いろの淡いあはい花だつた、

夢みたものは….. 立原道造詩画 立原えりか編 講談社