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真昼のプリニウス

なぜ人は物語るのか

真昼のプリニウス 池澤夏樹 中公文庫

人は何かを伝えようとするとき

事象や体験を、言葉でつなぎ、言葉で語り、

言葉で記憶に残そうとします。

そこに、現実と虚飾が入り混じりはしないだろうか?

自然と対峙する火山学者の主人公が抱いた、’形のない不安’とは ー

言葉が多くなる分だけまた事実からは遠くなるのではないだろうか

飾られたものでない真実

自然に湧き出る気持ち

心の底から突き動かされるような思いにこそ、きっと…

見たこと、感じたことを

自分の言葉で誠実に語ることの意味を

この世界に真っ直ぐに向き合うことの大切さを

深く噛みしめる