小学生の頃、アンネ・フランクに大夢中で
中でもこの2冊は、本当に大切な、宝物のように大切な2冊でした。
当時の私は、彼女が置かれていた特殊な、悲惨な状況を
どのくらいしっかり理解していたかは…分かりません。
ただ、自分と同じくらいの年齢のアンネという少女が
厳しい中でも希望を失わずに描きだす登場人物や想像の世界が
本当に素敵に生き生きと輝いて思え、
海を越えて、時代もはるか超えて、遠くのはずのアンネを
すぐそばにいるお友達のように思い、尊敬していたこと ー
少女時代の本の思い出も、心の支えもすべてアンネ・フランクだった、
そう思えるものを与えてくれた両親に感謝すると同時に
アンネが夢見た「戦争のない平和な世界」、を願わずにいられません。
ああ、それにしても、あの幸福な、のんきな日々が、まためぐって来るといいのに。
アンネの青春ノート アンネ・フランク 木島和子訳 小学館