苦しみをも、

またささやかな喜びをも……

みずうみ他四篇 シュトルム 関泰祐訳 岩波文庫

月光に照らされた故郷の美しきイムメン湖

過ぎ去りし幼き日の恋

老祖母の名を受け継いだ赤ん坊の洗礼式、その静寂

かつては少女だった妻、やがて年を重ね

時計は喜びも、悲しみも、人生とともに時を刻み…

かつて、人々はもっと’ 謙遜 ’(つつましやか)

’自然のゆたけさ’がまだ多く残っていた

100年以上前に書かれたシュトルムの短編

湖を照らす朝日が、やがて薄闇につつまれてなお、

美しく澄み輝いています。