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存在の耐えられない軽さ

重さか、あるいは、軽さか?

存在の耐えられない軽さ ミラン・クンデラ
千野栄一訳 集英社文庫

軽さと重さ

強さと弱さ 真実と嘘

偶然と必然 責任と自由

光と闇 愛と憎しみ

幸福と不幸 –

20世紀後半、冷戦下のチェコ

偶然に導かれて出会った夫に、自分と同じように

弱くなってほしいと願った妻

分かり合えない言葉への苛立ちに

長い時を経れば、もしかしたら

理解し得たかもしれないと悔やんだ愛人、前を向いて

一度きりの人生と歴史で迫られる数々の選択と決断は

ある時は耐えがたく重く

ある時は耐えがたく軽い

両極のように思えるその場所を

ゆらりゆらり揺られながら

一瞬一瞬を生きていく

拒否と特権、幸福と不幸という両極が交換可能であり、人間の存在の一方の極から他方の極までがたったの一歩である ー

存在の耐えられない軽さ ミラン・クンデラ 千野栄一訳 集英社文庫