おおかみこどもの雨と雪

洗いたてのブナの葉。

洗いたてのクモの巣。

洗いたての空。

おおかみこどもの雨と雪 細田守 角川文庫 

おおかみおとこの血をひく姉弟、”おおかみこどもの雨と雪”

細田守監督の映画が原作の小説です。

「これから、どうしたい?」「どう生きたい?」

「 ー 人間か、おおかみか」

幼い雨と雪が成長するにつれ、さまざまなものに出会い、葛藤し、

やがて見つける、それぞれの進む道、自分の世界

”いつか大きくなったとき、どちらの生き方でも選べるように…”

おおかみと人とでは、成長の速度が違うのだと気づいたときの

母親 花のとまどいと、覚悟と、少しの寂しさに、心打たれます。

花がおおかみおとこの彼と恋に落ちた、あの日の不思議は

雨上がり、光り輝く朝露と、生まれたての白い雲

晴れ渡る空のようにきらきら澄み切って ー