2022-11-292022-11-292022年 今日の一冊 羅生門・鼻・芋粥・偸盗 貌(かたち)も変れば、心も変わった。ー が、一方から見ればまた、すべてが変わったようで、変わっていない。 羅生門・鼻・芋粥・偸盗 芥川竜之介 岩波書店 時は平安時代末期、荒れ果てた京の都で生きる 名もなき市井の人々の、そのたくましきこと。 生きるか死ぬか、その瀬戸際で迫られる良心のゆらぎ 鏡に映る劣等感と、臆病な自尊心と 大切に守ってきた小さな、つましい願いは 待っている間こそ幸せだったように思えて… 古の人々の心が、今の我々と変わりなく新鮮に感じて まるで、時代だけがタイムスリップしたよう 今は昔 ー 昔も今も、 ”人間は、何時までも同じ事を繰返して行くのであろう”